映画「この世界の片隅に」を観た感想

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今から71年前の夏、ここ広島は、1発の爆弾で一瞬にして焼け野原になった。

小さな頃から、毎年夏になると「平和学習」として、折り鶴を折りながらその悲劇を教えられてきた。何度も何度も戦争の悲惨さ、原爆の恐ろしさを映像で目にしてきた。

戦時中を舞台にした映画なのに、その悲惨さを前面に出していない作品を観た。「この世界の片隅に」だ。

戦争は、間違いなく悲劇だ。大切な人、住む場所、食べるもの、慣れ親しんだ街、そのすべてを奪い去っていく。

この映画では、その悲惨さ「だけ」にフォーカスすることなく、ただひたすらにそこで暮らす主人公「すず」の生活に密着しているのだ。

あらゆる感情を揺さぶる映画なので、一言で表すのは非常に難しいけれど、あえて一言で表現すれば、「ほのぼの」としている。そう、戦時中なのにほのぼのしているのだ。

その証拠に、映画の中には、最初から最後まで観客から「ふふふ」と笑い声が漏れるシーンが度々出てくる。そのシーンがとてもあったかいのだ。思い出すだけでニヤニヤしてしまう。

今まで、戦時中の人は、食べるものは少なく、空襲の恐怖に耐え、大切な人を失っても悲しんではいけない、という状況で、硬い表情をしていると思っていた。実際、そういう人も多かっただろう。

この映画は実話でないのだろうけれど、「こんな風に笑っていた人たちも、きっといたんだろうな」と思うようになった。時は戦争まっただ中だけど、家族で笑い合うその瞬間だけは、平和と言えるのかもしれない。

そんな温かみがあるからこそ、突如として襲いくる悲しみに胸が引き裂かれそうになる。

呉と広島が舞台のため、全編広島弁なのだけど、これが非常に自然でまったく違和感がない。(逆に広島弁に馴染みがない人は聞き取れないのではないかと心配になる)

広島弁が自然なこともあり、描かれている街並みや地名に馴染みがある広島の人は、より作品に入り込めるだろう。

映画を観たあと、その足で原爆ドームまで歩いてみた。

作中、主人公たちが立っていた橋の上に立ち、同じように原爆ドームを眺めてみると、様々な思いが湧き上がってきた。

今、こうして立っている広島の地は、かつての悲惨さは感じられないくらい、美しい街並みになっている。

この街並みは、当時の人たちが、必死に歯を食いしばりながら、時には笑い合い助け合いながら、毎日を生きて、築き上げてきたものなのだ。

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