わざと子供に負けること

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先日、子供たちとかるたで遊んだときのお話。

私が読み上げ、娘(6歳)と息子(3歳)の対決。

何度もやっているアンパンマンのかるたなので、文章を最後まで読めば息子も取ることができます。

でも、ひらがなを読める娘は、最初の文字を聞いたらすぐ動き出すから、どうしても娘の方が強いのです。3歳差があるので仕方ありません。

結果は、娘28枚、息子10枚、と息子の惨敗。

「勝ちたかった」と下唇を突き出してくやしそうな息子。

「負けたけん、くやしかったんじゃね」と気持ちを受け止めつつ、「じゃあ次はお父さんと勝負しよう」と誘うと、息子は「負けないぞー!」と元気を取り戻しました。子供って純粋。

もちろん勝たせてあげるつもりでの勝負です。とはいえ、あからさまに負けようとしている姿を見せるわけにはいかないので、こちらも本気でやっていると思わせるのです。

息子が1枚取ったら私も1枚取る、息子が得意なカードは取らせてあげて苦手なカードを私が取る、取られたら悔しがり取れたら大きく喜ぶ。

そんな感じでゲームは進み、最後に枚数を数えてみると、息子の勝ち。「やったー!お父さんに勝ったー!」と拳を振り上げて喜ぶ息子。

負けてくやしがる経験も必要だけど、勝って喜ぶ経験も必要。

わざと負けているとはまったく気づいてない様子でした。

3歳の息子だから簡単だけど、大きくなるにつれて演技が難しくなっていき、その演技を見破られるようになり、いずれは、本気でやっても勝てなくなる日がくるのでしょう。逆にわざと負けてくれるようになってたりして。

子供たちが自分を超えていくことを考えてると、どんな未来が待っているんだろうと胸が高鳴ります。

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