
毎日、1年前の日記を見返しています。
見返すことで得られるメリットがあるからこその習慣なのですが、そこには罠も潜んでいることに気づきました。
その罠を仕掛けたのは、他でもない自分なのです。
ネガティブな気持ちまで再現してしまう
日記を見返すことで、当時の気持ちや感情を思い出すことができるのですが、これがマイナスに働いてしまうこともあります。
日記にネガティブなことが書かれていた場合、その当時の嫌な気持ちまで蘇ってしまうのです。
せっかく忘れていたのに、日記を見返してしまったがために、開けなくてもいい記憶のフタまで開けてしまいます。
私はネガティブなことはできるだけ日記に書かないようにしているのですが、それでも時々書いています。
ネガティブな気持ちを再現しないための対策
このような事態を防ぐための対策を考えてみましょう。
- ネガティブなことは書かない
- ネガティブをポジティブに切り替える言葉を添えておく
そもそもネガティブなことを書いていなければ、嫌な気持ちを再現することはありません。どんな嫌なことがあっても、1年もたてば忘れてしまいます。
では、ネガティブなことを一切書かない方がいいのか、というと、そうとも言い切れません。必要なネガティブもあるのです。
誰かの悪口など、そこらか何の発展もないことは書かない方がいいですが、自分が失敗したことなど、成長のきっかけとなるものは、記録することで前に進む原動力にすることができます。
ただし、失敗した内容だけが書かれていたのでは、失敗の記憶だけが蘇ってしまいます。
たとえば、「大事なプレゼンで失敗して自信を喪失した」という文章が日記にあったとして、それだけ見返せば、当時の自分を責める気持ちを思い起こしてしまいます。
では、その文章に、次のような言葉が添えられていたら、どうでしょうか。
「次のプレゼンを成功させるために、自分にできることはなんだろう?」
「たしかに失敗はしたけど、貴重な経験をすることができた」
「失敗はつらいことだけど、まだまだ成長できる」
ネガティブな記録とともに、前向きな言葉を一緒に書いておけば、1年後に見返したときのダメージを軽減できます。
それと同時に、日記を書いているその場で、前向きな気持ちに切り替えることができます。
私は、日次レビューで日記を見返すときに、ネガティブな内容にプラスの言葉を添えることにしました。
あとがき
先日、日記を見返していて、人から嫌味を言われたことが書いてあったのです。それを見たとき、1年前のことなのに、すごく嫌な気持ちになりました。
それから、こういう記録はどのように扱えばいいのだろう、と考えて、このような対策をたてました。
せっかく自分の人生を記録する日記なので、見返す度に前に進むエネルギーをもらえるようなものにしたいです。
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